厚生労働省では、毎年9月24日から30日までを「結核・呼吸器感染症予防週間」と定め、結核および呼吸器感染症に関する正しい知識の普及と感染予防対策の強化を呼びかけています。
結核は現在でも、日本で年間1万人以上の新規患者が発生している重大な感染症です。和歌山市でも令和6年は新規登録結核患者が37人発生しており、そのうち就労世代(20歳以上65歳未満)が約2割を占めています。
また、秋冬にかけて、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症が流行することも危惧されます。
結核も呼吸器感染症も基本的な感染対策は咳エチケットや日常的な体調管理です。そして、感染拡大を防ぐためには早期発見と早期治療が重要です。体調に異変を感じた際は早めに医療機関を受診されるようお願いいたします。