和歌山市のがんばる企業!
今回は、株式会社サンライズを紹介します。
本日、お話してくださったのは管理本部本部長西川友巳さんと経理・財務G責任者池坂美佳さんです。
( 池坂美佳さん、西川友巳さん )
Q.会社の理念を教えてください
-1.社会のお役に立つ会社を目指します(お客様、お得意様第一の考えと私達の給料はお客様やお得意様から頂いていることを忘れずに)
2.社会から良い会社と評価される企業を目指します(適正な利益の上がる会社と従業員の生活保障、雇用拡大の為に)
3.優秀な人材育成と働き甲斐のある職場作りを目指します(仕事を通じて人材育成と社会のお役に立つことに喜びを感じる人材作り)
Q.各事業について教えてください
-サンライズは、オークワグループの農産専門物流会社として近畿一円の消費者の「食」を支えています。物流は、休むことなく365日24時間稼動(事業所業務は午前8時~午後6時まで)しています。
事業は、農産物及び関連商品の物流、加工(カット加工、袋詰め加工)、農産関連情報の整理、農業資材の販売です。
流通センターは、和歌山流通センター、東海流通センター、奈良流通センターの3つのセンターがあります。奈良には加工機能がありません。自社運営センターから店舗への直接配送及びオークワ各物流センターとの連携で全店舗への商品供給を行っています。
物流では、品目に応じた最適な5種類の低温倉庫に一時保管した各農産物を出荷しています。12℃、8℃、2℃、-20℃の冷蔵庫と高湿度蘇生庫に一時保管しています。高湿度蘇生庫は、葉菜類を一時保管しています。常時保管している野菜はありません。生ものですので仕入れてから、加工して直ぐに出荷します。鮮度が高いと好評です。オークワ農産部門で販売されている野菜・果実の約6割がサンライズから出荷しています。オークワの惣菜工場「オーデリカファクトリー」、関連会社である「オークフーズ」などにも出荷しています。
加工課では、水物加工、土物加工、畜産加工の3つのカテゴリで農産物の一次加工・製品製造・商品パッケージングをしています。
一番手間がかかる部署になりますので、多くの従業員が作業しています。
出荷場と加工場の室内温度は8℃に保っています。
商品本部では、オークワ各店からの受発注データや自社加工商品の品質管理を行い、管理本部は経理財務・人事・総務などの後方支援をしています。
Q.研修制度について教えてください
-新入社員研修があります。マナーや人との接し方など3日ほど研修を行います。その他、月に1回、座学があります。ドラッカー戦略やトヨタの考え方などを参考に講習を行います。考え方やモチベーションが上がります。
センター長を目指し頂きたいので、「衛生管理」関係する資格を取得してもらいます。
Q.採用について教えてください。
-採用に関しては、出荷部門にはフォークリフトの免許が必要です。加工部門には人手が必要なのでパートの方が多いです。障害者、高齢者、留学生が働いています。留学生は、学校からの紹介でサンライズに就業してくれる方が多いです。
また、平成14年から和歌山市内の支援学校卒業生を採用しています。学校側から生徒さんの適正を見極めて紹介してくださるので、長続きして働いてくれています。毎年、1~2名の採用を続けています。
商品本部・管理本部では、即戦力がほしいので、学校で経理・簿記をされている方が好ましいです。
Q.職場の雰囲気について教えてください。
-物流は、24時間365日休みなく配送しています。
加工部門には、パートの方が多いのでコミュニケーションを図るように心がけています。職場では「ほう(報告)れん(連絡)そう(相談)」を大切にしています。UAゼンセン組合があり、年に2・3回くじ引き大会を行い従業員の交流を深めています。
仕入れから加工、出荷するまで、一日の流れの中で締め切りの時間がありますので、決まった事が当たり前にでき、目先の作業をこなすため仕事に集中しています。しかし、仕事を終えると従業員は和気あいあいと冗談を言いあったりしています。
Q.西川さんは、お仕事の上で心がけている事などありますか?
-どこの部署でも最適な仕事ができるように、コミュニケーションを取ること、視野を広く持つ事を意識しています。
Q.これからの事業の夢・目標を教えてください
-サンライズは、創業者の津田泰孝とオークワとの共同出資により設立しました。オークワがベースとなっていますので、オークワのリクエストに応える企業となり、更に、オークワ以外のお店に商品を卸せるよう目指したいです。
また、食品製造加工で生産・製造効率を高め、「安心・安全」で時流にあった商品、信頼される商品を出荷することに努めています。
( 事務所の雰囲気 )
ありがとうございました。ここからは入社2年目、経理・財務G責任者として活躍しています池坂美佳さんにお話をうかがいます。
Q.和歌山市で就職した理由を教えてください
-和歌山商業高校、信愛短期大学を卒業して、サンライズへ就職しました。人柄も良く、自然も多い和歌山が好きで、和歌山の食品会社に就職希望でした。
学校からの求人でサンライズがありました。就職面談の為には、職場見学が必須でした。見学した際、どの部署でも大丈夫だな、自分に合っているなと感じました。
Q.今のお仕事について教えてください。
-経理・財務の仕事をしています。通常、入社前の研修で自分の適した部署へ配属されるのですが、私の場合、商業高校を卒業し簿記の資格を持っていましたので部署は先に決まっていました。入社してから経理・財務のエキスパートの先輩にたくさん教えていただき、入社2年目ですが責任者としてがんばっています。
Q.入社前と入社後で何か自分の中に変化はありましたか?
-学生時代アルバイトをしていた時は、指示された事をしていました。社会人になり、始めはわからないことばかりで、徐々に指示された事に対してどうしたら効率が良くなるかなど、自分で考えるようになりました。また仕事の上では、「会社として」を基に物事を考えるようになりました。視野を広げて、活躍していきたいです。
Q.仕事の上で心がけていることを教えてください
-私は事務のお仕事なので他部署と係わるときは、何か間違った書類が届いた際に声をかけに行ったりします。経験が浅いということもあるので、他部署の方に声を掛けるときのコミュニケーションに気をつけています。どのように話せば伝わりやすいか、嫌な気持ちにさせずに伝えられるかという事を心がけています。
毎月の経費を予測して、ぴったりのときは嬉しいです。
Q.就職活動中の方へのメッセージをお願いします
-就職活動中、面接を受ける際、すごく緊張しました。しかし、サンライズの面接では、自分自身の言葉で自然に会話ができました。自分に正直になると自分にあった企業が見つかると思います。