和歌山市のがんばる企業!
企業訪問日記をご覧の皆様こんにちは!
第117回、今回ご紹介するのは、教育学習支援業として「小・中・高」生を中心とした学習塾の経営を行っている『株式会社ワオ・コーポレーション和歌山本部』です。
和歌山本部 責任者 山原 淳さんにお話を伺いました。
会社について
会社の歴史を教えてください
1976年(昭和51年)株式会社能力開発センター設立
1980年(昭和55年) 和歌山本部設立同年和歌山校開校
1987年(昭和62年)商号を「株式会社教育総研」に変更
1988年(昭和63年)田辺校開校
1990年(平成 2年)海南校、岩出校開校
1991年(平成 3年)橋本校開校
1992年(平成 4年)箕島校開校
1997年(平成 9年)御坊校開校
1998年(平成10年)高松校(現 小松原校)開校
2000年(平成12年)商号を「株式会社ワオ・コーポレーション」に変更
2002年(平成14年)AXIS(現 個別指導Axis)部門を開設
2011年(平成23年)能開ビル(自社ビル)完成
同年和歌山校中学部、和歌山校高校部開校
2016年(平成28年)紀ノ川北校開校
2022年(令和 4年)和歌山校中学受験館完成
同年和歌山校小学部を同ビルに移転
・経営理念はどういうものですか
≪教育理念≫
『志を高く持ち、自ら学び、自ら考え、自らの判断で行動できる人物の育成』という教育理念を基点に、一人ひとりに最適な形で、教育サービスを届けます。
≪当社が大切にしている価値観≫
人から人へ、活動や思いが自然に「連鎖」し、「循環」しながら螺旋を描いて次世代へと続く。そんな企業であるために必要なのが、<自利 利他>の考え方です。
人・国・動物・環境などが寄り添い認め合う「共生」の思想を、すべての中心に据えた新たな理念を掲げ、当社は次の時代へと進みます。
これら、教育理念や価値観のもと、社員一丸となって取り組んでいます。
事業内容を教えてください
いわゆる学習塾です。事業は2つに分かれています。
クラス形式の集団指導を行う『能開センター』です。ここは令和6年現在11校舎あり、私立中学高校受験の生徒を対象としており、県内の広いエリアから通っています。
もう一つは、個別での指導を行う『個別指導Axis』です。現在21校舎あり、生徒2人に対して1名の指導者が付き、幅広いニーズに対応しています。
(『能開センター』教室)
~ここからは、「ワオ・コーポレーション和歌山本部」の具体的な取り組みについて伺いましょう~
独自の取り組みはありますか
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本部の「株式会社ワオ・コーポレーション」は、全国展開しており、模擬試験の受験者数も数万人規模となっています。これらの生徒の膨大なデータを使い指導が可能で、全国に視点を構え、視野を広く持ち、生徒が進んでチャレンジできる環境を提供できることが当社の特徴です。
(掲示板)
(教科書・問題集等)
(自習室)
仕事について
職場毎の業務内容について教えてください
① 能開センター
教室の授業指導や教育相談・テキストやドリルの作成・イベント企画・広報等、多岐にわたっています。
② 個別指導Axis
個別指導・マネジメント・保護者との教育相談や提案等を行っています。
男女の職員の割合は、男性2に対して女性1の割合になっています。
職場の雰囲気や仕事のやりがいについて教えてください
子どもが好きな社員が多く、子どもの日々の成長を見て、エネルギーをもらえることが一番のやりがいだと感じることのできる職場です。
日々子どもと接しているためか、実年齢よりも若い感覚を持った職員が多いのも特徴です。
採用は、原則新卒は本社で、中途の方は和歌山本部で行っています。異動については、必ず前もって職員に打診・相談しています。本人の希望があれば、全国から地域へ、また地域から全国への異動も可能です。
社員の育成はどうされていますか
年2回の集中研修と、就業時間内の一部として実施する短時間の研修など、年間10日以上、授業・各種説明会・商品提案等の研修を行っています。
その他に福利厚生制度はありますか。
基本的な福利厚生事業の他に、子育て支援に力を入れています。職員のお子様が小学校1年生の3月末までは、時短制度を利用することができます。また、お子様が当社に通われる場合は、授業料が半額負担となり減免されます。
当社はフランチャイズ制度を導入し、独立支援を行っています。
今後の目標や計画について
今後の目標や計画について教えてください
2020年からのコロナ禍により、社会全体がオンライン化へ移行していったことをむしろビジネスチャンスと捉え、本来なら通うことが難しい生徒さんに対し、積極的にオンラインでの授業・相談等を提供する等、今まで取り組んでこなかった分野の開拓に取り組みたいと考えています。
採用について求める人材について教えてください
採用については、子どもが好き、子どもの成長に喜びを感じられる人、一流の社会人として自分自身が子ども達にお手本を示したいと思う人、自分自身を律することのできる人、また、あらゆるものの根幹にある教育の水準を上げていく、県の水準・国全体の水準を良くしていきたいという志を持った人を求めています。志自体がプラスでなければ、その行動が世の中のプラスにはならないと考えています。
最後に、現在就職活動中の方や今後活動する方へのメッセージをお願いします
当社は、教育学習支援業として「小・中・高」生を中心とした学習塾の経営を行っていますが、学歴・教職員免許の資格等の有無を問いません。“和歌山の発展のためには、教育水準を上げることが大切だ“と思ってくれる人を歓迎します。経験豊富
な即戦力の人材も求めています。応募をお待ちしております。
インタビューを終えて
和歌山市の玄関口であるJR和歌山駅の東口を出てすぐ目の前に「株式会社 ワオ・コーポレーション和歌山本部」さんのビルがあります。
JR和歌山駅は、大阪方面の阪和線、紀南方面及び南海和歌山市駅につながる紀勢本線、たま駅長で全国的に有名な貴志川線等、複数の路線が乗り入れ、県一番の乗降客数を誇っています。
「ワオ・コーポレーション和歌山本部」さんに多くの子どもたちが県内各地はもとより、大阪府内からも通われているのもうなずけるような立地の良さも強みのひとつではと感じられました。
対応していただいた山原 淳さんは、インタビュー中、終始笑顔を絶やさず、教育への取り組みの強さや熱心さ、志の高さ・大きさが伝わってきました。
『当社の職員は、日々子どもたちと接しているので、発想力や着眼点が若い人が多く、上下関係のない雰囲気の中で社員一丸となって頑張っています』という言葉も心に残りました。
また、子どもたちの登下校時には、職員が教室周辺の路上に立って出迎え、見送りされています。
毎日子どもたちの表情や様子に気を配られているのも愛情溢れる素晴らしい姿だと感じました。
『ワオ・コーポレーション和歌山本部』さんは令和6年で設立44年になります。さらに50周年に向かって益々のご繁栄を祈念いたします。
本日は本当に有難うございました。