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第104回 出会いを大切に 心をつなぐ建物づくり
(株)赤土建設

業種:
建築・土木・不動産
職種:
建築・土木・物流/ ものづくり/

企業訪問日記をご覧の皆様こんにちは!

 

第104社!今回ご紹介するのは、あらゆる建物の新築・リフォーム/設計デザインから施工管理、耐震診断を含むアフターメンテナンスまで、一貫して行う企業、「株式会社 赤土建設」です。

 

今回は、専務取締役 赤土友佳子 様、加治佐洋介 様にお話しを伺いました。

 

(写真:専務取締役 赤土友佳子 様)

 

会社について赤土様にお尋ねします。

Q.初めに経営理念について教えてください。

 

(赤土様)

出会いを大切に こころをつなぐ建物づくり

 

たくさんの選択肢がある中で赤土建設を選んでいただいたお客様とのご縁を大切にしています。また、大工からはじまった弊社は、いつも職人の方々と共に歩んできました。建物が完成するまでの幾重もの工程にある協力関係も大切にしています。

 

思いや技術をつないで、よりよい建物づくりを目指しています。

 

 

Q.会社の特長、アピールポイントなど教えてください。

 

(赤土様)

10代から70代まで、幅広い年代層の社員や職人がいます。設計・施工・メンテナンスをすべて自分たちの手で行っています。男性が多い職種ですが、女性も営業や設計職で数名活躍しているのも特長です。現場チェックや社内検査も実施し、様々な視点から見るようにしています。

 

 

Q.会社の目指すところを教えてください。

 

(赤土様)

お客様をはじめ、社員、職人、協力業者の方々、赤土建設の建物づくりに関わるすべての方の笑顔を見たいと思っています。若手からベテランまで皆で活気のある現場をつくり、喜んでいただける会社を目指しています。

 

 

働く社員を代表して加治佐様にお伺いします

Q.実際に入社してどうですか?

 

(加治佐様)

入社してみて、すごくいい人が集まっているなと感じました。最初に自分に付いてくれた先輩がすごく仕事を知っている人で、その先輩が引っ張ってくれて数年間は様々なことを勉強できましたし、自分でも成長できたと感じられました。

 

 

Q.現在はどのような仕事をしていますか?

 

(加治佐様)

現在は設計をしています。入社して6年くらいしてから設計の仕事をさせてもらうようになりました。設計事務所で働いた経験もありましたが、当初は設計をするっていう気持ちは全くなかったです。

 

(赤土様)

入社後に一級建築施工管理技士の資格を取得し、現場監督をしていました。

デザイン面だけでなく、現場の視点からも判断できる設計士です。

 

(加治佐様)

この会社に来て、関わった人や職場環境から設計をするようになりました。先にお話しした先輩もその一人です。

 

引っ張ってくれる先輩がいると学びや成長できる機会は多いですね。

 

(加治佐様)

そう思います。付いてくれる人、職場環境で人生が決まりますね。私自身がもともと監督で、設計をしたくてこの会社に入ったわけではないですが、会社や働いている人たちによって設計の業務をするようになり、おもしろいと感じています。

 

設計の仕事は、お客様とのやり取りを進める中で、設計が進んできてもお客様から注文の変更などがあります。ただ、そのようなことは“当たり前”と思っています。住宅を担当することが多いのですが、家づくりには大きな金額を出されます。後に言っておけばよかったとか、そういうことがないように「要望があればいつでも言ってくださいね」と伝えています。

 

(赤土様)

ホームページでは施工例やお客様の声を紹介しています。加えて見学会などもお客様のご了承をいただいたお家で実施しています。赤土が建てた家を実際に見ていただいて、自分の想う家についてお話しいただけたらと思います。

  

(施工例①:ライフスタイルに合わせた注文住宅)

 

 

Q.お二人とお話ししていてすごく柔らかい雰囲気を感じます。職場はどのような雰囲気ですか?

 

(加治佐様)

社内の雰囲気が穏やかで優しいと感じました。建築会社は上下関係が厳しい体育会系の雰囲気があると思い込んでいたので、いい意味で今まで経験した職場との違いを実感しました。僕はお酒が飲めない体質なのですが、この会社に来て、お酒を無理に飲んだことは一度もないです。みんなのびのび働いていると感じています。柔らかい雰囲気と感じられるのはよくわかります。

 

 

Q. 会社に入って目標や、思いはありますか?

 

(加治佐様)

あまり目標は持っていませんが、職人さんの育成が会社として大事なことだと思っています。驕っているかもしれませんが、僕は“『赤土建設』は和歌山で一番の建築会社”だと思っています。それを支え続けている職人さんが年を重ねてきている。次の世代の育成が一番目標、というより何とかしなければならないと思っています。

 

経験を積んだ職人さんと若手との差はありますか?

 

(加治佐様)

同じ作業でもクオリティが違います。それがモノづくりの面白いところでもあるんですけれど。

「赤土建設に頼めば間違いないものができる。」そのように評価され続けるためには、経験を積んだ職人さんの技術をつないでいくことが必要になります。会社としてもそこが大事かなって思います。



(建設中の現場の様子①)

 

 

Q.若手を指導する立場として気を遣っていることは?

 

(加治佐様)

怒ることもありますが、優しく怒っています(笑)。僕の世代がこっぴどく怒られてきた最後の世代かな(笑)。昔からの印象として、「建築って大変、朝早くから夜遅くまで働いている」というイメージがあると思いますが、最近は労働時間も決まっていてそのようなことはありません。ワークライフバランスが取れるようになってきていることはいいことですが、一方で仕事を覚えたいと思っても時間が足りない。昔と(学ばなければいけない事の)量はそれほど変わらないので、時間が少ない分今の若手たちは大変だと思います。

また大きな建物の建設も減ってきていて、現場での経験の機会が減っています。若手たちが学べるよう、少ない機会の中で時間を密にするなど学べる環境を工夫しています。

(建設中の現場の様子②)

 

Q.今まで携わった建築の中で印象に残っているものはありますか?

 

(加治佐様)

関わった建物は全て印象に残っています。中でも一番印象に残っているのは同級生のお家をさせてもらったとき。それはやっぱり嬉しかったですね。中学校から付き合いのある友達はこだわりがかなりあり、デザインなど“『赤土建設』だからこそできた”っていう場面がたくさんありました。これもあれもできたとか(笑)。デザインなどお客様の注文に対して、「そんなデザインあかん」とか、「昔っからこんなやり方なんや」とか、この会社では基本的にNOと言われることはありません。加えて、先ほど会社の雰囲気がすごく柔らかいとありましたが、そのような雰囲気があるからこそ友達も色々と注文を出しやすかったのかなと思います。



 

(施工例②:こだわりの詰まった注文住宅)

 

また、家づくりに携わる中で改めてすごく恵まれた環境の中で働くことができていると感じました。

 

家づくりにおいて、やりたいと思うことを全てというくらいさせてもらえること。そのやりたいことを実現する技術が本当にあること。それを実現する方法を知っている人がいること。

 

例えば「こんな風にしたいのですがどうしたらいいですか?」って聞いたときに答えてくれる人がいる。その辺がすごく恵まれた環境だったと思います。

 

 

Q.最後に就職活動中の方にメッセージをお願いします。

 

(加治佐様)

僕はこの会社に入っていなければ間違いなく設計の仕事に関わっていないと思います。それこそ友達が思い描いていた家なんて作れていないと思います。赤土建設は、何かをやりたいと決まっている方なら、それを実現するのにすごくいい会社だと思います。また、まだ見つかっていない方でも、この会社で働くと必ず何かが見つかると僕は思います。

 

(赤土建設本社)

 

本日はお忙しい中ありがとうございました。

 

 

赤土建設ホームページ

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