きらり輝く元気な企業31「やっぱり楽しいみんなのMIO」

今回は、株式会社和歌山ステーションビルディングを紹介します。
本日、お話してくださったのは代表取締役社長山越健司さん、総務部長貞國誠治さん、営業部上野山晃弘さんです。
   

 (山越健司さん、上野山晃弘さん、貞國誠治さん)

 

Q.会社の経営理念を教えてください

「デイリーハッピーライフ+モア」                                                           毎日楽しい生活を演出し、お客様がショッピングや食事だけでなく『MIO』に来られたからこそ味わえる感動や発見といった-“プラスα”を体験できるショッピングセンターを目指します。「デイリーハッピーライフ+モア」は、2016年3月に旧「ジョワ」が『MIO』に生まれ変わった際にお客様にどのようなものを提供できるかと考えて方向性を決めました。ネット時代と共にお客様の購買手段は多様になってきており物を売るだけでは差別化できなくなってきています。+αのサービスの提供でお客様に楽しんでいただける付加価値を生み出すことが狙いです。

 

Q.事業について教えてください
-株式会社和歌山ステーションビルディングの設立は昭和41年7月5日です。株主は西日本旅客鉄道株式会社が82.5%、和歌山市11.7%、和歌山県5.8%の出資構成です。                                                                            ステーションビルとして開業して今年の3月で50周年になりますが、その間「VIVO」を経て平成22年には『和歌山MIO』としてオープン、昨年3月に『ミオ北館』がリニューアルオープンしました。私たちにとっては『MIO』のテナント様とのコミニュケーションを通じた多方面に渡るサポートや、館内設備のメンテナンスなどお客様が楽しめる環境を作ることが大切な仕事です。 

当社では各フロア毎に専任の担当者がいて、担当するテナント様と情報やアイデアを出し合ったりしながら、一緒になって『MIO』に来られたお客様に、楽しく買い物をしていただけるよう取組んでいます。                             もちろんテナント様の都合によって残念ながら撤退されることがありますが、その後の空きスペースに、新しい店舗を誘致することも大きな仕事です。

1店舗を誘致するのに100社以上の企業にお話しすることも珍しくありません。店舗が得意とするターゲット層はどこか?トレンド感や話題性は高いか?既存のテナント様との相性はどうか?周辺の競合店はどうか?などを多角的に評価してマーケットに最適な店舗を誘致するのが私たちの使命です。時間と労力がかかりますが、ショッピングセンターの鮮度を保ち、お客様に満足いただくためには不可欠なプロセスです。

例えば昨年本館4階に学生の集客力に期待して『アニメイト』様に入居いただきましたが、その結果として同フロアの『くまざわ書店』様の学習参考書や、『3コインズ』様の雑貨が大きく売上を伸ばすなどの相乗効果が出ています。
   
       ( フロアの様子 )

Q.職場の雰囲気について教えてください
-当社は基本的に『MIO』の各区画をテナント様にお貸しして、施設全体の管理をするという不動産賃貸業です。しかし普通の不動産賃貸業と違うのは『お貸ししたら仕事は終わり』ということではなく、『最終消費者であるお客様に対してテナント様と一緒にアクションをとっていく』という点です。つまり当社にとってテナント様と最終消費者の2人のお客様がいらっしゃることになりますので、接客サービス業のマインドが必要となります。

従業員は14人と少数精鋭ではありますが事務所は明るい雰囲気です。『MIO』の営業時間(9時~22時)の関係で、勤務時間はシフト制ですので、従業員全員が揃って何かをするということは難しいです。また、不在の者に情報を伝える事にも工夫が要ります。休館日は全館休館となる元日以外に本館は年4日の休館日がありますが、この時に設備の点検・改修を集中して実施しますので会社が休みということではありません。そんな中でも社員間のコミュニケーションを高めるため2~3ヵ月に1度、全社員参加の“飲み会”を開催しています。この時に各人から業務に関する意見や提案などが出てきたり、意外なプライベートな側面を知ったり、大変有意義な会になります。

   
        ( 職場の雰囲気 )

Q.これからの事業の夢・目標を教えてください
-私は昨年6月に着任しましたが、それまでの人生で和歌山との接点はほぼゼロでした。実際に和歌山に住んでみて、和歌山の活力が急速になくなっていく危機感を感じています。玄関口であるJR和歌山に立地する施設として和歌山の顔にならなければと気合を入れています。顔が元気印でないと街全体も元気になるわけがありません。そういった意味でも私が先頭にたってチャレンジしていく覚悟です。もちろん、当社だけで何かできるわけではないのですが、少しでも和歌山の活性化にお役に立てないものかと、まちづくりや地域活性化の活動にも参加しています。和歌山の将来を夢に抱くやる気のある方や、和歌山愛に燃える方と是非コラボレーションして行きたいと願っています。

ライバルといわれる他の商業施設の代表の方とも定期的に飲み会をして、和歌山の活性化に一緒に取り組んでいこうと盛り上がっています。まずは地域が元気にならないと商業施設は成り立たないですから。トランプ大統領ではありませんが『和歌山 FIRST』です。                                                                         

 

Q.仕事の上でのやりがいや心がけている事を教えてください
-まずは『MIO』の各テナント様の事業が順調に進展し、『MIO』に出店して良かった、と喜んでいただけることです。そして、お客様が楽しそうに買い物をされている姿を見ることです。お客様を大切にする心、それはテナント様のスタッフだけに求められる話ではなく、私たち事務所の社員がまず率先して、実践しなければなりません。私どもの事務所では、来訪された方には全員が立ち上がって挨拶し、おじぎをします。お帰りの時も、そのようにしてお見送りします。皆このような姿はしっかりと身についています。

 

Q.求める人材を教えてください
-まずは和歌山愛をもっていることが必須条件です。『MIO』の発展と、和歌山の活性化、そして自分の成長を同じ価値観で考えられる人材が理想です。ショッピングセンターの仕事は時にはファッション業界のような華やかイメージであったり、ビル賃貸業のような堅実なイメージで見られることもありますが、現実はそのどちらでもなく泥臭い業務がいっぱいあります。そんなときに目の前の壁だけを見るのではなく、長期的な視野でゴールを追い続ける感覚が大事です。

そして最後はお客様やテナント様のために仕事ができる事に価値観を感じられる方。機械相手ではなく人が相手のところがこの仕事の難しいところでもあり、楽しいところでもあるのです。

 

次にUターンされた営業部の上野山晃弘さんにお話を伺います。

Q.和歌山市で就職したきっかけと現在の仕事について教えてください
‐私は大阪の大学を出て、京都に本社がある不動産賃貸仲介会社に就職しました。主に学生マンションを中心にご紹介していました。全国勤務であり岡山県で2年半、山口県で2年半勤務しました。山口ではアパート・マンションのオーナー様や地元の不動産業者の方々と関わることが多く、みなさん自分が住む山口が好きなんだなという気持ちが伝わってきました。それで私も地元の和歌山で働き、街を盛り上げようと思うようになり帰って来ました。

私は昨年の8月に当社に入社しました。まだ半年くらいで、仕事の分からない事は、何でも上司に聞いたり、相談できる環境です。毎日、和歌山ミオのフロアを巡回し、テナント様を訪ねてスタッフの方々とコミュニケーションを取るようにしています。テナント様はみなさん気さくに話していただけます。時にはテナント様からご指導いただくこともありますが、日々勉強だと思っています。また、ミオを訪れるお客様向けの広告チラシの企画の仕事にも携わっています。

 

Q.和歌山市で働くようになり仕事に対する思いはありますか
‐前職で山口県で働いているときは、店長をしていました。その頃は、何か問題があれば、自分で行動して解決していました。しかし、今のこの仕事は、テナント様の店長からの相談を受けた際、自ら行動するのではなく、答えを出し、店長を導かなければならない仕事の為、大変難しい仕事だと感じています。1店1店のテナント様の事をもっともっと勉強しなければいけないと思います。今後は和歌山ミオを盛り上げ、和歌山がもっと元気になるにはどうしたらいいのか考えたいです。

 

Q.今後の目標とメッセージ
‐和歌山ミオのテナント様とのコミニュケーションをより一層深めることです。また、和歌山駅ではJRや貴志川線から1日約4万人の方が乗降され、和歌山ミオには和歌山県内のお客様はもちろん、県外・海外からたくさんのお客様にご来店いただいています。私はいずれ新規テナント様の誘致の仕事に携わり、そして、よりお客様に楽しんでもらえる和歌山ミオを作り、和歌山を活性化させたいと考えています。

和歌山ステーションビルディング