きらり輝く元気な企業14

和歌山市のがんばる企業!

 

    ( 電子工場 )

今回は、太洋工業株式会社を紹介します。

本日、お話してくださったのは取締役管理本部長阪口豊彦さん、生産企画部生産企画課中島里奈さんです。

 

  

    ( 阪口豊彦さん、中島里奈さん)

 

Q.会社の理念を教えてください

「先端技術に常にチャレンジ」「技術を通じて社会に貢献」「全社員に生涯教育の場を提供、仕事を通じて自己向上を図る」を理念としています。

 

Q.主な事業を教えてください

-主な事業は、電子基板事業、基板検査機事業です。

電子基板事業では、フレキシブルプリント配線板(FPC)の設計・試作をしています。フレキシブルプリント配線板は、薄く、軽く、柔軟に曲げられるのが特徴で、スマートフォンやデジタルカメラ、小型の端末などに使用されています。

当社は過去に染色の型を作る仕事をしていた経緯があり、時代の流れの中で業種転換しました。プリント配線板の製造にはその技術が活かされています。

電子基板事業では、家電・医療機器等メーカーや大学等研究機関の試作品向けのFPCを作っており、メーカーや研究機関の研究開発を当社がお手伝いしています。

国内のみならず、海外にも展開しています。今後、需要が増えてくるであろう電気自動車などの市場への展開を図っていますが、自動車産業への参入はとても難しいです。


基板検査機事業
は、プリント配線板が断線していないか、ショートしていないかを検査する通電検査機や、基板を視覚的に検査する外観検査機などを開発・製造しています。

これらの検査機は、主に国内外の量産メーカーに出荷しています。量産メーカーは品質保証の観点から量産品を全数検査するニーズがあり、そこで全自動で検査できる当社の検査機が活躍してます。

  

   ( 電子基板事業 )

Q.どういう職種の人を求めていますか?

-職種としては、技術開発職、営業職、設計職、事務職です。

技術開発職は、理系の学部出身の方が多いのですが、その他の職種については、どの学部の方でも大丈夫です。OJT研修を通して技術を身につけていけます

  

     ( 製造現場 )


Q.会社のPRポイントを教えてください

「子育てサポート企業」としてくるみん認定を受けており、女性が活躍している企業です。2010年に各部署から女性社員を集め「Win-Winプロジェクトチーム」を結成し、社員も会社も共によくなるようアイデアを出し取り組んでいます。

例えば、チームの提案でトレーニー制度という研修制度を導入しました。これは、若手・中堅社員に1カ月間他部署の業務を経験してもらうことで仕事の幅や社内での人脈を広げ、キャリアアップしてもらうものです。また、女性社員の声を聞き、育児休業制度の拡充を目的に就業規則を改訂したこともあります。社員が男女ともに働きやすく、やりがいを持って、会社も利益が生まれる。お互いにウィンウィンの関係です。

 

その他、「子ども参観日」という企画を実施しています。今夏で3回目になります。

社員の子どもさんに職場体験をしてもらうものです。働く父親や母親の姿を見て、就業観を養うことと家族のコミュニケーションを深めることを目的としています。

 

今までは、結婚や出産を機に昇格前に辞めてしまう女性が多かったのですが、これらの取組みにより、現在、産休・育休の取得率は100%です。

 

社内風土の改革には社員の意識改革が重要で、大学教授や大手証券会社の女性支店長、専門カウンセラーを講師に招き研修も行っています。意識改革は、時間がかかります。直ぐに成果が出るものではありませんが、意識の変化が出てきたことは確かです。

   

   
          
( 子ども参観日 )

Q.職場や社員の雰囲気を教えてください

-同部署でも他部署でも誰とでも話せる雰囲気です。

製品の性格上、他事業部の社員とは仕事上の交流がありません。そこで当社は様々なイベントを通して社内交流の機会を多く持つようにしています。例えば、和歌山市のお祭りでは、よさこい、ぶんだらに参加しています。その他、バス旅行やソフトボール大会、河川敷の清掃活動などを通じて親睦を深めています。このようなイベントは、連帯感や達成感が生まれて本当に良いです。

 

Q.仕事のうえで大切にしていることを教えてください

-上場企業としての責任と社会貢献を常に意識しています。会社の責任を果たす事に対して、自分に厳しくあるよう心がけています。

また、ものづくり企業として、顧客の希望に添えるスピーディーな対応を心がけています。商品の品質のよさ、納期の早さを大切にしています。

 

Q.これからの事業の目標を教えてください

-世の中は常に変化しています。その中で活路を見出し、常に考え展開していくことです。医療分野・自動車産業・航空宇宙産業などへの拡大も今後の展開として考えています。また、技術力向上に伴い、人材もその技術に追いつけるようがんばります。

 

Q.5年後10年後を見据えた目標に向けて求める人材など

-世界に目を向けていますので、グローバルな人材を求めています。ただ言葉が話せるというのではなく、発想力やモチベーションが高く、他の人に刺激を与えられる前向きな人を求めています。

 

Q.就職活動している方へのメッセージをお願いします

-人それぞれに適性があって、向き不向きは必ずあります。しかし、チャレンジしてみないと自分の適性などわかりませんので勇気を出して門をたたいてください。私達も採用に対して全力で取り組んでいます。他社も見て回って、ミスマッチのないよう全力で取り組んでください。


    

        ( 展示会の様子 )

 

ここからは、生産企画部生産企画課中島里奈さんにお話を伺います。中島さんは茨城県出身で東京の大学の文学部を卒業した後、和歌山市にIターンされました。

Q.和歌山市で就職しようと思ったきっかけは何ですか?

-東京での説明会で太洋工業を知りました。

大学入学時に地元を離れていたため、他府県で就職することに抵抗はありませんでした。

ものづくりに関心がありましたので、就職活動では製造業を中心に探しました。

ものづくりの中でも、日本の製品を陰ながら支えている、人に知られていない魅力がある中小企業を中心に探しました。太洋工業を選んだ理由は、社内一貫の製造体制であること、女性が活躍しており、定年まで働き続けることができそうであると感じたからです。特に、くるみんマークを取得しているという点には大きな魅力を感じました。

 

Q.入社前と入社後で何か感じたことはありますか?

-太洋工業の社員の方は本当に優しくて、女性の方も積極的に仕事に取り組んでおり、とても素晴らしい会社だと思いました。入社前は、会社は本来、厳しくて、女性の活躍も実際はほとんどないのではないかと少し不安に思っていました。

就職し2年経った今では、本当に私は自分に合った会社に入社することができたと思っています。これからも仕事をがんばりたいと思いますし、また、若手であっても活躍できるチャンスをいただけることも本当にありがたいと思っています。

 

Q.仕事を通して嬉しかったことを教えてください

-1人でフレキシブルプリント配線板の設計をできるようになったことです。

他部署の方と協力しながら、製品が完成したときは感無量でした。

大学の学部は文学部だったため、設計とは無縁でした。しかしながら、社内教育制度がしっかりしているので先輩の優しい指導のもと、半年間のOJT等を通した勉強から、1年目の終わり頃には一人で設計できるようになりました。

将来的には、よりお客様のことを考えた設計を提案できるようになりたいです。

 

Q.就職活動中の方に向けてメッセージをお願いします

-就職活動を通して、自分に自信が無くなったり、ネガティブになる事もあるかと思いますが、新しい事にも前向きにチャレンジできる勇気があれば、どこででもやっていけます。

実際に色々な企業に足を運び、会社のことを知ってください。私は、最終面接の際に初めて和歌山市を訪れたのですが、思っていたより都会で、特に不便は感じません。一方で、海、山等自然に囲まれており、充実した休日を過ごすことができます。特に魚がおいしいですね。

太洋工業は、先端技術に常にチャレンジしている、とても素晴らしい会社です。説明会を聞いて、チャレンジしようという方は、是非、太洋工業株式会社で一緒にがんばりましょう。

太洋工業株式会社