きらり輝く元気な企業10

和歌山市のがんばる企業!

今回は、和歌山電鐵株式会社を紹介します。
        

本日、お話してくださったのは総務企画部部長麻生剛史さん、総務企画部湯浅彰さん、下﨑良樹さんです。
        
総務企画部 下﨑良樹さん、湯浅彰さん、総務企画部部長麻生剛史さん

会社の理念と経営方針を教えてください。
-経営理念は、「忠恕 真心からの思いやり」です。経営方針は、社会正義、お客様第一、社員の幸せです。様々な判断をしていかなければいけない時には、この「思いやり」をもとに、判断します
   

職種・業務、セールスポイントを教えてください。
-職種は、大きく分けて運転(鉄道部営業課)、技術(鉄道部技術課)、本社業務(総務企画部)です。

営業課は、現場監督者である助役、運行管理を行う指令員、運転士、駅掌などです。

技術課は、保線、電気、信号通信、車両の各部門に分かれています。

総務企画部は、総務・経理、企画営業、貴志駅で展開している直営のカフェスタッフなどです。

採用に当たっては、欠員が出れば補充しており即戦力になる人物を採用しています。年によって新卒採用もおこなっていますが、特に運転、技術部門で一人前になるには、大変時間がかかります。

企画営業では、電車に乗ってもらう為のイベントや工夫を提案したりします。デザインなどは小嶋光信代表やデザイナーの水戸岡鋭治さんが新しいデザインを提案します。

和歌山電鐵のセールスポイントとしては、「ニタマ駅長」「ユニークな電車」そして「従業員」です。

「たま駅長」で猫ブームの先駆けとなったことは間違いありません。

現在は、後任のニタマが駅長を務めています。たくさんの外国人観光客の方がツアーでよく来られます。また月に1度、ニタマ駅長に会いにくるような熱烈なリピーターの方もいます。

ユニークな電車には、いちご電車、おもちゃ電車、たま電車、うめ星電車があります。嗜好を凝らした電車は、他県にも多くありますが、通勤時間帯にもそのまま運行しているのはあまり例がないでしょう。それでも、地元住民の方が理解してくださっているので、共存できています。

貴志川線は、自然が見える表情豊かな14kmの短い路線です。地元の方たちの生活路線となっており、乗車客の3分の2が定期で乗車されていることから、地域密着の路線であることがわかります。残り3分の1が観光を含む定期以外のお客様ですが、もっと来ていただけるようにしたいです。

 

従業員は、和歌山電鐵で働こうという心意気があります。赤字を抱え、条件が良くない中で飛び込んできて、この線路を地域に残していくという思いとその中でのやりがいを感じて働いています。

     

地域住民との関係を教えてください
-貴志川線が存続の危機にあって、「貴志川線の未来をつくる会」を中心とした存続活動が行われているとき、年会費を払ってまでその目的に賛同した会員が6千人を超えました。

地域の方が中心になり、議会、行政、学校など、はかり知れない大勢の方の努力とご協力で電車は残りました

時刻改正などの際は、沿線の3千軒ほどの家を回りポスティングしていきます。その際に、地域の方が温かく「ありがとう」と言ってくださり、私たちの存在を当たり前のように見ていただいていることが大変嬉しいです。

 

これからの事業の夢を教えてください。
-貴志川線をあと何年残すではなく、和歌山にとって、地域の人々にとって必要とされる、生活の一部だと思っていただける路線にしたいです。 

    

それでは、下﨑良樹さんと湯浅彰さんにお話を伺います。       
以前の仕事を離れ、和歌山市で就職した理由と、和歌山電鐵株式会社との出会いを教えてください。

-下﨑氏:私は海南市出身で高校卒業後、旅行の専門学校へ進学し、専門学校卒業後には大手電鉄グループの旅行会社に入社し、19年勤務していました。和歌山市には15年前に引越してきました。

旅行会社では、主に国内旅行を担当していました。大阪で勤務していましたが、家庭の事情から和歌山市で働く決心をしました。

就職活動を行い、2・3社から内定をいただきましたが、以前の職場を辞めた理由や和歌山が好き、また、お客様と接することが好き、コミュニケーションを取るのが好きなど自分はどんなことがしたいのかなど、基本に戻って振り返り慮った結果、和歌山電鐵株式会社に入社することに決めました。

-湯浅氏:私も下﨑氏と似た経歴で22年間電鉄系の旅行会社に勤め、最後の1年間は大手旅行会社との会社合併も経験しました。店舗の内勤業務で経理を主務としながら、時にはお客様の応対など勤めていましたが、合併後は職種が経理専門になり、デスクワークのみが合わなかったこともあり、一大決心で転職することにしました。もともと電車が好きということもあって、和歌山電鐵株式会社を知り応募しました。京都出身でしたので、一大決心して和歌山市にIターンしました。


入社されてから仕事を通して感じたこと、職場の雰囲気などどうですか?
-下﨑氏:営業企画課に入社しましたが、仕事説明の際に「何でもしていただきます。」という事を聞いていました。5月に入社し、6月に一大イベントとなる梅干し電車がデビューするということもあり、早速イベントの看板を作ったり、ちらしのポスティングをしたりなどしました。入社して、自分のしたいことができていると感じています。

貴志川線は、たくさんの方に乗ってもらえる生活路線で、これからもっと多くの方に乗っていただけるように盛り上げていきたいと思っています。

-湯浅氏:私は内勤の仕事ですが、窓口業務でお客様と接したり、ホームへ出たりなどもします。様々なことができて自分に合っていて、心身ともにバランスが取れていると感じています

-下﨑氏:職場の方は、親しみやすく、和気あいあいとした鉄道会社です。入社前には、家庭的というイメージがありました。イメージしていた通り、社員同士声がかけやすい職場です。また、地元の方とのコミュニケーションもあり、とても雰囲気のよい職場です。
          

就職活動中の方へのメッセージをお願いします。
-湯浅氏:企業研究では、資本や規模などに目を向けやすいかもしれませんが、様々な企業を研究してください。そして、自分がしたいことが何なのかも研究し、活動してほしいと思います。

若いうちは、様々なことにチャレンジできます。私は幸いご縁があり、和歌山電鐵株式会社に就職することができました。しかし、年齢を重ねると様々なしがらみが出てきて、難しいということを知っています。

是非、自分が何をしたいのか、どうしていきたいのか考え活動してください。

 

和歌山電鐵株式会社